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講座一覧

2018年度 後期講座(2018年10月〜2019年3月)

【宗教講座】
日常生活と聖書 ー キリスト教にあまり触れたことのない方のために ー

日程 水曜日 17:30~18:30(10/17、11/21、12/19、1/16、2/13、3/13)
定員 25名 受講料 6,000円
講師名 シスター岩井 慶子(聖心会)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  聖書の「勉強」ではなく、日常生活の中で経験するできごとや気持ちに対して、聖書からのヒントやメッセージを受け取ることを目的にしています。
 シスター田嶌淳子、シスター長谷川和子と3人で担当します。

「だから、明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は
その日だけで十分である。」
(マタイによる福音 6章13節)
講義内容
第5回 10月17日(水)
第6回 11月21日(水)
第7回 12月19日(水)
第8回 1月16日(水)
第9回 2月13日(水)
第10回 3月13日(水)
※第1回~第4回は前期に終了しました。
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。

【宗教講座】
キリスト教への招きⅣ

日程 土曜日 14:00〜15:30(10/13、11/17、12/1、1/12、2/16、3/9)
定員 20名 受講料 9,000円
講師名 宮越 俊光(カトリック中央協議会)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  第4期となる2018年度は、以下のようなテーマでキリスト教について学びます。
 聖書と教会の教えに関しては、前期に続き、結婚と家庭(第5回)を取り上げます。キリスト教徒の生活・習慣からは、礼拝で用いる所作(第6回)と日曜日の意味(第7回)を、文化からはキリスト教建築(第8回、第9回)を扱います。そして最後に、現代世界に大きな影響力をもつバチカンとローマ教皇(第10回)について紹介します。
 以上に基づいて、カトリック教会の立場から、信者ではない方にもできるだけ分かりやすくお話しいたします。これまでの講座を受講していない方も歓迎いたします。
講義内容
第5回 10月13日(土) 結婚と家庭
第6回 11月17日(土) 体を使った祈り-礼拝の所作の意味-
第7回 12月1日(土) 日曜日の大切さ
第8回 1月12日(土) キリスト教の建築(1)
第9回 2月16日(土) キリスト教の建築(2)
第10回 3月9日(土) バチカンとローマ教皇
※第1回~第4回は前期に終了しました。
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。

【文学講座】
禁忌の恋はどう語られたか ー 藤壺の物語を読む ー

日程 木曜日 11:15〜12:45(10/4、10/18、11/8、11/15、12/13、12/20、1/17、1/24、2/7、2/14)
定員 25名 受講料 15,000円
講師名 大津 直子(國學院大學助教)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  光源氏とたった五歳しか違わない継母藤壺の存在は、光源氏の人生を、あるいは『源氏物語』の正編全体を貫く重要な軸です。
 しかしながら、戦前、谷崎潤一郎訳『源氏物語』において藤壺の登場箇所が削除されたことが象徴するように、皇統乱脈を描く光源氏と藤壺との恋は時代の流れの中で忌避されることもありました。果たして物語は、どのように禁忌の恋を語っているのでしょうか。
 後期は、「花宴」巻を読み進めます。
 なお、講座の中では貴族たちの生活世界をイメージしていただけるように画像資料を用います。受講者の皆様が、平安朝の世界を心の中に思い描きながら原文を味わってくださるよう努めます。
講義内容
第1回 10月4日(木) 宮中の花の宴における光源氏の麗姿(「花宴」〜)
第2回 10月18日(木) 光源氏、弘徽殿の細殿で朧月夜と出会う①
第3回 11月8日(木) 光源氏、弘徽殿の細殿で朧月夜と出会う②
第4回 11月15日(木) 光源氏、朧月夜の素性を探る①
第5回 12月13日(木) 光源氏、朧月夜の素性を探る②
第6回 12月20日(木) 光源氏、二条院を訪れる
第7回 1月17日(木) 光源氏、左大臣家を訪れる
第8回 1月24日(木) 光源氏、右大臣家の藤の宴で朧月夜と再会する①
第9回 2月7日(木) 光源氏、右大臣家の藤の宴で朧月夜と再会する②
第10回 2月14日(木) 光源氏、右大臣家の藤の宴で朧月夜と再会する③(〜「花宴」)

【文学講座】
『伊勢物語』を読む

日程 金曜日 10:45~12:15(10/12、10/26、11/9、11/30、12/14、1/18、2/8、2/22、3/8、3/22)
定員 25名 受講料 15,000円
講師名 山口 佳紀(聖心女子大学名誉教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。在原業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。私たちは、その一つ一つの章段がよく読めているのでしょうか。その魅力を十分理解することができているのでしょうか。
 この講座では、各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の真意に迫ってみたいと思います。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、どこから参加してくださっても結構です。
講義内容
第1回 10月12日(金) 『伊勢物語』を読むために(第一一一段 まだ見ぬ人)
第2回 10月26日(金) 第一一二段 塩焼く煙
第3回 11月9日(金) 第一一三段 短き心
第4回 11月30日(金) 第一一四段 翁さび
第5回 12月14日(金) 第一一五段 陸奥の別れ / 第一一六段 陸奥からの便り
第6回 1月18日(金) 第一一七段 住吉の神 / 第一一八段 久しく音もせで
第7回 2月8日(金) 第一一九段 形見こそ今はあだなれ
第8回 2月22日(金) 第一二〇段 筑摩の祭
第9回 3月8日(金) 第一二一段 鶯の花笠
第10回 3月22日(金) 第一二二段 井手の玉水

【文学講座】
浮世の物語 ー 西鶴の『西鶴諸国ばなし』を読む ー

日程 火曜日 10:45~12:15(12/18、1/15、1/22)
定員 20名 受講料 4,500円
講師名 深沢 了子(聖心女子大学教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  浮世草子作家として名高い西鶴は希代のストーリーテラーでした。彼の文芸活動は俳諧からスタートしましたが、和漢の古典を滑稽化し、次々と江戸の物語に当世化していく話術、そして連想語を連ねる独特の文体は、まさに俳諧師としての経験を小説にいかしたものになっています。
 今回は諸国の奇譚を集めた『西鶴諸国ばなし』(貞享2・1685年)の中から3つの短篇を取り上げます。原作との違いや、レトリックの面白さを味わうと同時に、「人はばけもの」(序)という西鶴の人間観を考えてみましょう。
講義内容
第1回 12月18日(火) 巻一の三 「大晦日はあはぬ算用」
大晦日に思いがけず大金を手にした浪人。仲間を呼んでの忘年会の最中、一両が行方不明に・・・
第2回 1月15日(火) 巻二の五 「夢路の風車」
隠れ里に迷い込んでしまった侍。異世界の殺人事件を解決?
第3回 1月22日(火) 巻三の二 「面影の焼残り」
ふとした風邪で亡くなった美女。火葬されたが生き返り・・・

【教養講座】
心理学的「見方・考え方」とは何だろう?

日程 火曜日 10:45~12:15(10/16、10/30、11/13、11/27)
定員 20名 受講料 6,000円
講師名 鈴木 乙史(聖心女子大学名誉教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  人や出来事を心理学的に見て考えるということ、このことは頭の中でどのような操作をしているのでしょうか? 例えば、ある個人を理解しようとした場合、また対人関係でのある出来事の意味を考えたりする場合、どのような特徴がそこにあるのでしょうか?
 私自身、長年、心理学の研究と講義をしてきて、またカウンセラーとしては40年以上クライエントにお会いしてきて、どのように人や出来事を「見て考えて」きたか、この機会に再検討してみようと思います。受講生の皆様も今まで生きてこられて、どのように人や物事を「見て考えて」こられたのでしょうか。現代心理学を貫く3つの根本的な「見方・考え方」(精神分析、行動主義、現象学)を対比軸として、再検討したいと思います。
講義内容
第1回 10月16日(火) 3つの「見方・考え方」を検討する:因果関係論と意味論
第2回 10月30日(火) 精神分析系の考え方:フロイトとユング
第3回 11月13日(火) 行動主義系の考え方:行動学と認知心理学
第4回 11月27日(火) 現象学・人間性心理学系の考え方:ロジャースとマズロー

【教育講座】
大人のための算数教室 ー 使えると便利な日常生活の中の算数 ー

日程 水曜日 10:45〜12:15(10/24、11/7、11/21、12/5、1/9)
定員 20名 受講料 7,500円
講師名 塚田 亮(元渋谷区立臨川小学校校長)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  誰もが小学校で習う算数、毎日の暮らしの中で使っている算数。しかし、実際の計算に直面すると時間がかかったり、ミスも多くなったりすることがあります。計算は、個々の計算の特性に合った方法で工夫すると、簡単にミスもなくできるものがあります。また、きりのいい数を見つけて楽に計算することもできます。
 私たちの身の回りには、数や図形がたくさんあります。日常生活の中にある事柄も、算数の目で見てみると、今までと違って見え、それを見つける楽しさも生まれてきます。算数のもつ面白さや便利さを体験できるような内容を考えました。
講義内容
第1回 10月24日(水)
日常生活で使える計算の工夫1
 子どもが繰り上がりや繰り下がりの計算を苦手にしたまま進級すると、その後も計算力に大きく差が生じます。しかし、それも少しのトレーニングや計算の工夫で乗り越えられます。また、日常生活でも計算を楽にする技術を身に付けると計算が速く正確になります。
第2回 11月7日(水)
日常生活で使える計算の工夫2
 簡単な計算も暗算をしないで、便利だからと電卓に頼ってしまいがちです。しかし、脳トレをしないと数感覚も計算力もどんどん衰えると言われます。計算は、個々の計算の特性に合った方法で工夫すると、楽に正確にできるものがあります。また、きりのいい数を見つけて楽に計算することもできます。ここでも計算を楽にする技術を学習します。
第3回 11月21日(水)
子どもたちの苦手な単位
 長さ、重さ、体積、時間などの単位は毎日の生活で使われています。例えば、長さも身の回りのものが物差しとして使えるようになると、量を速く簡単に捉えることができます。ここでは、よく耳にする単位の仕組みを復習して単位換算の仕方を学習します。
第4回 12月5日(水)
身の回りにある相似な図形と日常生活
 小学生が算数の時間に習う図形の学習の中で、最も重要なのは「図形の拡大・縮小(相似な図形)」ではないでしょうか。物を作るときの図面も地図も山やビルの高さを求める方法も、この「相似な図形」の考えを使います。身の回りにある相似な図形について知っていると便利になる算数です。
第5回 1月9日(水)
暦で算数の計算
 毎日使っている日曜日から土曜日までの暦についてその仕組みを学習すると、子どもたちも不思議から納得へ変わっていきます。ここでは暦の仕組みや面白さを体験できます。また、元号を西暦に変換したり、記念日の曜日を調べたりする技術も学習できます。

【教養講座】
メディアと社会心理 ー 社会心理学への招待 ー

日程 金曜日 13:30~15:00(10/5、11/2)
定員 20名 受講料 3,000円
講師名 小城 英子(聖心女子大学准教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  社会現象には大衆の心理が絡んでいます。流行も、消費も、犯罪も、政治・経済も、スキャンダルも、アイドルも。
 ここでは、社会心理学の観点から、集合的記憶とテレビドラマについて考えてみたいと思います。社会心理学という学問に関心を持っていただけるきっかけとなれば幸いです。
講義内容
第1回 10月5日(金)
メディアが作る集合的記憶 ーケネディ暗殺からAKB48までー
 集合的記憶とは、事件・事故、音楽やアイドルなどについて大衆が共有する記憶のことで、メディアの報道と密接な関連を持っています。たとえば、ケネディ暗殺はリアルタイムで知らない世代にも疑似的な記憶が構築されていますが、テレビ番組やアイドルの集合的記憶は、映画からテレビ、テレビからインターネットへと変遷してきたメディア環境を反映しています。ここでは具体的なデータを紹介しながらメディアと集合的記憶を考えてみましょう。
第2回 11月2日(金)
テレビドラマの心理学
 ドラマは社会を映す鏡で、その時代の世相が垣間見えます。1953年にテレビ放送が開始当初はアメリカドラマの輸入に頼っていましたが、「私は貝になりたい」に代表される国産ドラマの時代が到来し、以後、大家族のホームドラマ、若者の恋愛をテーマにしたトレンディドラマ、「冬のソナタ」に代表される韓流ドラマ・・・と、時代とともにヒットドラマは移り変わっていきます。オーディエンスがドラマに何を求め、どんな心理的満足を得ているのか、社会背景とともに読み解きます。

【文化講座】
お茶会はじめ第4弾
クリスマス茶会

日程 12月8日(土) ①11:00~ ②12:30~ ③14:00~
※各回ともおよそ1時間余のお茶会です。
※お申込みの際、ご希望の回を第三希望までお書きください。
定員 21名(各席7名) 受講料 2,500円
講師名 植木 宗麗(裏千家教授)
場所 聖心女子大学 旧久邇宮御常御殿(パレス)
講座紹介  今回は、大学構内の通称パレスと呼ばれる旧久邇宮邸にある本格的な四畳半の茶室で、初めての濃茶席のお茶会を体験します。明かりのない薄暗い茶室で一碗を皆でいただき、利休が求めた平等の精神に浸り、キリストのご降誕の雰囲気を感じていただきます。その後、広間に移り、聖心オリジナルの紅茶とクッキーをいただきます。
 お茶会後、希望者には大学のお聖堂に飾られている馬小屋の見学へご案内いたします。なお、この講座に関しましては、お茶会の経験などは一切問いません。この講座に参加されたことでお茶に興味をお持ちになってくだされば幸いです。

第1席 11:00~
第2席 12:30~
第3席 14:00~

【教養講座】
刀剣と格付け ー 徳川将軍家と名工たち ー

日程 土曜日 10:45~12:15(2/16、3/2)
定員 20名 受講料 3,000円
講師名 深井 雅海(元聖心女子大学教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  昨今は刀剣ブームで、各地の博物館や美術館で刀剣を展示すれば、多くの人々、特に若い女性が集まると言われています。
 江戸時代においても、安土桃山時代まで作刀された「古刀」、中でも「名物」刀剣は、その高い美術的価値が認められ、武家上流社会における重要な贈答品でした。では、刀剣はどのような理由で、いかなる刀工の作品が贈答に用いられたのでしょうか。初回は、その実態を明らかにいたします。
 こうした「古刀」重視の風潮を是正しようとしたのが、8代将軍吉宗です。吉宗は、江戸時代の現代刀=「新刀」奨励のため、全国の刀工を調査させ、その中から良工10人を選び、さらに上位3人を決めるためのコンクールを開きました。2回目は、その経緯を説明いたします。
講義内容
第1回 2月16日(土) 将軍と大名家との「刀剣贈答」
第2回 3月2日(土) 将軍吉宗による「刀剣コンクール」
なお、当日は1635人の古刀の刀工名簿を展示する予定です。

【文化講座】
特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を鑑賞する

日程 10月23日 火曜日 10:30~11:30(講義後は自由鑑賞)
定員 30名 受講料 2,000円(鑑賞券代を含む)
講師名 皿井 舞(東京国立博物館学芸研究部 主任研究員)
場所 黒田記念館(東京国立博物館)
講座紹介  大報恩寺は、京都の北野天満宮の東隣にある、鎌倉時代はじめに創建された古刹です。本展覧会は、大報恩寺が2020年に開創800年を迎えることを記念して、10月2日(火)から12月9日(日)まで、東京国立博物館の平成館第3・4室にて、鎌倉時代彫刻の宝庫、大報恩寺の名宝の数々をご紹介いたします。
 昨年秋には、東京国立博物館で開催された特別展『運慶』が話題を呼びましたが、大報恩寺には、運慶と同世代の仏師、快慶晩年の名作をはじめ、快慶の弟子行快や運慶一門の定慶によって作られた仏像が数多く安置されています。
 運慶・快慶は、前代の平安時代とは異なった新しい彫刻表現を獲得しましたが、行快・定慶といった次世代の仏師たちが、巨匠から何を学んで何を継承し、その上で自らの個性を発揮したのかを、大報恩寺に残される珠玉の鎌倉彫刻を通じて紐解きます。

重要文化財 釈迦如来坐像 行快作(鎌倉時代・13世紀 京都・大報恩寺蔵)

重要文化財 准胝観音菩薩立像 肥後定慶作(鎌倉時代 貞応3年(1224) 京都・大報恩寺蔵)

【文化講座】
東京散歩シリーズ第2弾
大人のための動物園への誘い

日程 第1回 10月10日(水) 10:45~12:15
第2回 10月17日(水) 10:45~12:15
第3回 10月31日(水) ①10:30~12:00 ②13:00~14:30
※第3回講義は①か②のどちらかとなります。お申込みの際、ご希望を第二希望までお書きください。
定員 20名 受講料 5,000円(恩賜上野動物園への入場料を含む)
講師名 土居 利光(日本パンダ保護協会会長・前恩賜上野動物園園長・首都大学東京客員教授)
場所 第1回 カトリック女子教育研究所1F
第2回 カトリック女子教育研究所1F
第3回 恩賜上野動物園
講座紹介  動物園とは、各種の動物を集め飼育し一般の観覧に供する施設、とされています。このほか、博物館施設であるとか、社会教育とレクリエーションの役割を持っているとも言われます。また、子どもと一緒に行く場所というイメージがあることも指摘できます。しかし、私たちにとって現代の動物園は、どのような意味を持っているのでしょうか? また、動物を見ることによって、私たちは何を得ることができるのでしょうか? そこで、大人にとって動物園が持つ意義について考えてみようというのが本講座の内容です。動物園の歴史や現状などを知ることを通して、今日における動物園の大人の楽しみ方を考えていきます。
 上野動物園の正式な名称は、恩賜上野動物園です。「恩賜」という言葉から動物園の歴史の一端を知ることができます。こうしたエピソードを交えて第1回は「動物園の歴史」について考えます。そして第2回はジャイアントパンダのシャンシャンの誕生などを事例として、「現代の動物園の意義」と題し、動物園の課題や方向性などを見ていきます。最後の第3回は、こうした予備知識を踏まえて、自分の眼で確かめる「動物園見学」です。歩いて見ることによって、自分自身で新たな発見を体験してください。
講義内容
第1回 10月10日(水) 動物園の歴史
第2回 10月17日(水) 現代の動物園の意義
第3回 10月31日(水) 上野動物園見学

2018年度 前期講座(2018年4月〜9月)

【宗教講座】
日常生活と聖書 ー キリスト教にあまり触れたことのない方のために ー

日程 水曜日 17:30~18:30(5/16、6/20、7/18、9/19、10/17、11/21、12/19、1/16、2/13、3/13)
定員 25名 受講料 10,000円
※一回からでも受講できます。受講料:一回につき1,000円
講師名 シスター岩井 慶子(聖心会)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  聖書の「勉強」ではなく、日常生活の中で経験するできごとや気持ちに対して、聖書からのヒントやメッセージを受け取ることを目的にしています。
 シスター田嶌淳子、シスター長谷川和子と3人で担当します。

「だから、明日のことまで思い悩むな。
 明日のことは明日自らが思い悩む。
 その日の苦労は
 その日だけで十分である」
 (マタイによる福音 6章13節)
講義内容
第1回 5月16日(水)
第2回 6月20日(水)
第3回 7月18日(水)
第4回 9月19日(水)
第5回 10月17日(水)
第6回 11月21日(水)
第7回 12月19日(水)
第8回 1月16日(水)
第9回 2月13日(水)
第10回 3月13日(水)
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。

【宗教講座】
キリスト教への招きⅣ

日程 土曜日 14:00〜15:30(5/12、6/9、7/21、9/29、10/13、11/17、12/1、1/12、2/16、3/9)
定員 20名 受講料 15,000円
講師名 宮越 俊光(カトリック中央協議会)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  第4期となる2018年度は、以下のようなテーマでキリスト教について学びます。
 聖書と教会の教えに関しては、なぜ神を父と呼ぶのか(第1回)、罪とゆるし(第2回)、結婚と家庭(第5回)を取り上げます。歴史からは、教会の歩み(第3回)と東方のキリスト教(第4回)についてお話しします。キリスト教徒の生活・習慣からは、礼拝で用いる所作(第6回)と日曜日の意味(第7回)を、文化からはキリスト教建築(第8回、第9回)を扱います。そして最後に、現代世界に大きな影響力をもつバチカンとローマ教皇(第10回)について紹介します。
 以上に基づいて、カトリック教会の立場から、信者ではない方にもできるだけ分かりやすくお話しいたします。これまでの講座を受講していない方も歓迎いたします。
講義内容
第1回 5月12日(土) 父である神
第2回 6月9日(土) 人間の罪、神のゆるし
第3回 7月21日(土) 教会の成り立ちと使命
第4回 9月29日(土) 東方のキリスト教
第5回 10月13日(土) 結婚と家庭
第6回 11月17日(土) 体を使った祈り ー 礼拝の所作の意味 ー
第7回 12月1日(土) 日曜日の大切さ
第8回 1月12日(土) キリスト教の建築(1)
第9回 2月16日(土) キリスト教の建築(2)
第10回 3月9日(土) バチカンとローマ教皇
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。

【文学講座】
禁忌の恋はどう語られたか ー 藤壺の物語を読む ー

日程 木曜日 11:15〜12:45
前期:4/12、4/19、4/26、5/10、5/31、6/7、6/21、7/12、7/19、9/27
後期:10/4、10/18、11/8、11/15、12/13、12/20、1/17、1/24、2/7、2/14
定員 25名 受講料 30,000円(前期15,000円/後期15,000円)
※前期、後期のみの申込みも可能です。
講師名 大津 直子(國學院大學助教)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  光源氏とたった五歳しか違わない継母藤壺の存在は、光源氏の人生を、あるいは『源氏物語』の正編全体を貫く重要な軸です。
 しかしながら、戦前、谷崎潤一郎訳『源氏物語』において藤壺の登場箇所が削除されたことが象徴するように、皇統乱脈を描く光源氏と藤壺との恋は時代の流れの中で忌避されることもありました。果たして物語は、どのように禁忌の恋を語っているのでしょうか。
 本年度は、光源氏と藤壺との間の不義の子が誕生する「紅葉賀」を引き続き読み進め「花宴」巻へ入ります。
 なお、講座の中では昨年度同様に貴族たちの生活世界をイメージしていただけるように画像資料を用います。受講者の皆様が、平安朝の世界を心の中に思い描きながら原文を味わってくださるよう努めます。
講義内容
[前期]
第1回 4月12日(木) 「紅葉賀」巻への誘い
第2回 4月19日(木) 光源氏と藤壺の苦悩 
第3回 4月26日(木) 光源氏、若紫と睦ぶ
第4回 5月10日(木) 桐壺帝、光源氏を戒める
第5回 5月31日(木) 光源氏、老女源典侍と戯れる
第6回 6月7日(木) 頭中将、光源氏と源典侍との逢瀬に踏み込む①
第7回 6月21日(木) 頭中将、光源氏と源典侍との逢瀬に踏み込む②
第8回 7月12日(木) 光源氏と頭中将との応酬
第9回 7月19日(木) 藤壺、立后する(〜「紅葉賀」)
第10回 9月27日(木) 「花宴」巻への誘い
[後期]
第1回 10月4日(木) 宮中の花の宴における光源氏の麗姿(「花宴」〜)
第2回 10月18日(木) 光源氏、弘徽殿の細殿で朧月夜と出会う①
第3回 11月8日(木) 光源氏、弘徽殿の細殿で朧月夜と出会う②
第4回 11月15日(木) 光源氏、朧月夜の素性を探る①
第5回 12月13日(木) 光源氏、朧月夜の素性を探る②
第6回 12月20日(木) 光源氏、二条院を訪れる
第7回 1月17日(木) 光源氏、左大臣家を訪れる
第8回 1月24日(木) 光源氏、右大臣家の藤の宴で朧月夜と再会する①
第9回 2月7日(木) 光源氏、右大臣家の藤の宴で朧月夜と再会する②
第10回 2月14日(木) 光源氏、右大臣家の藤の宴で朧月夜と再会する③(〜「花宴」)

【文化講座】
お茶会はじめ第3弾 涼を楽しむ

日程 7月7日(土) ①10:30〜 ②12:00〜 ③13:30〜
※各回ともおよそ1時間余のお茶会です。
※お申込みの際、ご希望の回を第三希望までお書きください。
定員 30名(各席10名) 受講料 2,000円
講師名 植木 宗麗(裏千家教授)
場所 聖心女子大学 旧久邇宮御常御殿(パレス)
講座紹介  今回は、夏のお茶会“浴衣更い”を開催します。
 大学構内にある通称パレスと呼ばれる旧久邇宮邸で、襖に描かれた祇園祭りの鉾絵を見ながら“涼”と“七夕”を感じるお点前を体験します。その後、場所を移し大学のパーラーにて、裏千家家元お好みの和親棚を使用したリビングでも気軽に楽しめるお茶(立礼)をご紹介します。
 この機会に是非浴衣を着てご参加されると、一段と“涼”を楽しまれることと思います。
 なお、この講座に関しましては、お茶会の経験などは一切問いません。この講座に参加されたことでお茶に興味をお持ちになってくだされば幸いです。
 未経験の方、特に歓迎致します。

第1席 10:30〜
第2席 12:00〜
第3席 13:30〜

【文学講座】
『伊勢物語』を読む

日程 金曜日 10:45~12:15(4/13、4/27、5/18、6/15、6/29、7/13、7/27、8/31、9/14、9/28)
定員 25名 受講料 15,000円
講師名 山口 佳紀(聖心女子大学名誉教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。在原業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。私たちは、その一つ一つの章段がよく読めているのでしょうか。その魅力を十分理解することができているのでしょうか。この講座では、各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の真意に迫ってみたいと思います。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、どこから参加してくださっても結構です。
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。
講義内容
第1回 4月13日(金) 『伊勢物語』を読むために/第一〇〇段 忘れ草・忍ぶ草
第2回 4月27日(金) 第一〇一段 ありしにまさ藤
第3回 5月18日(金) 第一〇二段 親族なる尼
第4回 6月15日(金) 第一〇三段 寝ぬる夜の夢/第一〇四段 めくはせよ
第5回 6月29日(金) 第一〇五段 かくては死ぬべし/第一〇六段 龍田川
第6回 7月13日(金) 第一〇七段 代作の恋
第7回 7月27日(金) 第一〇八段 聞きおひの答歌
第8回 8月31日(金) 第一〇九段 人と花と/第一一〇段 魂むすび
第9回 9月14日(金) 第一一一段 まだ見ぬ人
第10回 9月28日(金) 第一一二段 塩焼く煙/第一一三段 短き心

【教養講座】
「こころ」って何だろう? ー 心理学の視点から ー

日程 火曜日 10:45〜12:15(5/15、5/29、6/12、6/26)
定員 20名 受講料 6,000円
講師名 鈴木 乙史(聖心女子大学名誉教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  「こころ」は、「物」としての身体をもち、かつ「生」きている人間の中に現れる現象(動き)です。それゆえ「心」理学は、「物」理学と「生」理学をモデルとして発展してきました。また人間は、社会を形成する生物でもあるので、人間関係や社会のあり様を考えないわけにはいきません。現代社会はストレスに満ちた社会であり、人間の悩みの多くは人間関係に由来していると言われます。
 このことは、人間の「こころ」を探求するためには、生物的−心理的−社会的側面を統合的に考える視点を必要とします。本講義では、いくつかのトピックスをキーワードにして、「こころ」の現象(動き方)を探求していきます。
講義内容
第1回 5月15日(火) ライフサイクル論 ー 人間の一生(誕生から死まで)を考える ー
第2回 5月29日(火) ストレスと社会 ー 適応と不適応とは何かを考える ー
第3回 6月12日(火) 自己とは ー「私」という意識を考える ー
第4回 6月26日(火) カウンセリングとは何か ー 心理的援助の方法を考える ー

【教育講座】
考える楽しさを体験できる「大人の算数教室」 ー 計算と図形編 ー

日程 水曜日 10:45〜12:15(5/23、6/6、6/20、7/4、7/18)
定員 20名 受講料 7,500円
講師名 塚田 亮(元渋谷区立臨川小学校校長)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  毎日の暮らしの中で使っている算数。けれども「分数の割り算はなぜ割る数の逆数をかけるの?」と尋ねられると説明に困るのではないでしょうか。でも、心配いりません。分数の問題から図形の問題まで、つまずきがちなポイントを中心に楽しく考えていきますので説明できるようになります。
 小学校で習った問題を解きながら、発想力や応用力をつける活動です。子どもたちも夢中になって取り組むワークシートに挑戦します。家庭で算数好きな子どもを育てる手立ても探ります。
 算数を好きだった人も嫌いだった人も、みんなで考える楽しさを体験できる「大人の算数教室」です。
講義内容
第1回 5月23日(水)
分数と分数の計算
 小数と同様に単位量より小さい半端な部分を表す方法として分数があります。折り紙を使っていろいろな等分の方法を探ります。基本から分数計算の方法まで説明できるようになる体験的な学習です。
第2回 6月6日(水)
平面図形と面積
 面積の問題を解くのは公式を使えるようになるためではありません。考える力をつけるトレーニングです。
 図形に対する目の付け所や工夫次第で、解けたり解けなかったりします。楽しい頭の体操になります。
第3回 6月20日(水)
三角形の合同
 対応する辺や角に注目して、三角形の合同について調べます。その合同の条件を使って問題を解くプログラムです。ここでも図形に対する目の付け所や工夫の仕方を学習します。
第4回 7月4日(水)
拡大と縮小(相似)と面積
 大きさが違っても形は同じという関係は、生活の中に多く利用されています。この拡大と縮小(相似)の考えは、図形でとても大事な学習の一つです。基本を学習し、拡大と縮小(相似)と面積の応用問題にも挑戦します。
第5回 7月18日(水)
立体図形と体積
 立体図形は身の周りにたくさんあり、子どものころから親しみのある形です。しかし、紙の上に表すのは簡単ではありません。立体を平面上に表す方法や体積の問題に挑戦する頭の体操です。

【教養講座】
いまのアートの世界をのぞいてみよう

日程 木曜日 14:30〜16:00(5/31、6/21、7/5)
定員 20名 受講料 4,500円
講師名 家村 珠代(多摩美術大学教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
※第3回のみギャラリー(港区)
講座紹介  「現代美術」という言葉を使うと難しく思えてしまうけれど、同時代の美術、「いまのアートの世界」といったらどうでしょう?
 「分かる」とか「分からない」からではなく、とにかく展覧会に足を運び、作品を体験することから現代美術に親しんでいただこうという講座です。
 とはいっても、どこに、どのような展覧会に行ったら良いのかがわからない、と最初の一歩が踏み出せません。
 初回は、美術館の展覧会がどのようにつくられるのかという一例をご紹介いたします。
 2回目は、無料で、気軽に、ひとりでも現代美術を楽しめるという贅沢な空間をご紹介します。
 最後は、実際に都内のギャラリーを一緒にまわり、「いまのアートの世界」をのぞいてみましょう。
講義内容
第1回 5月31日(木)
第2回 6月21日(木)
第3回 7月5日(木)

【文化講座】
創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年
特別展 「名作誕生 ー つながる日本美術 ー」を鑑賞する

日程 4月25日 水曜日 10:30~11:30(講義後は自由鑑賞)
定員 30名 受講料 2,000円 ※特別展 「名作誕生 ー つながる日本美術 ー」鑑賞料を含む
講師名 瀬谷 愛(東京国立博物館学芸研究部 主任研究員)
場所 黒田記念館(東京国立博物館)
講座紹介  『國華』という美術雑誌をご存知ですか? 明治22年(1889)に思想家の岡倉天心、国の官報局長の高橋健三らによって創刊されたこの雑誌は、長年にわたって日本・東洋の優れた美術作品に関する質の高い論文を掲載し、美術史研究の礎を築いてきました。本展覧会は、その『國華』創刊130周年を記念して、4月13日(金)から5月27日(日)まで、東京国立博物館 平成館で日本・東洋美術の名作をご紹介いたします。
 近年、日本美術の人気はますます高まっています。国宝や秘仏への関心にとどまらず、作家の思想や制作背景への興味も深まってきました。会場では、鑑真ゆかりの仏像や平安時代の美しい仏画、雪舟、等伯、若冲ら名画家の代表作、『伊勢物語』など古典文学から生まれた工芸の名品まで、さまざまなジャンルの名作がずらりと並びます。講座ではこれらの名作や巨匠がどのようなつながりで誕生してきたのかなど、みどころを紹介します。

重要文化財 仙人掌群鶏図襖 伊藤若冲筆(江戸時代・18世紀 大阪・西福寺蔵)

国宝 普賢菩薩像(平安時代・12世紀 東京国立博物館蔵)
【展示期間:4月13日 ~ 5月6日】

【文化講座】
東京散歩シリーズ第1弾
明治150年のいま ー 寛永寺・上野公園めぐり ー

※定員に達したため受付を終了しました。

日程 火曜日 10:45〜12:15(5/8、5/22) 13:00〜14:30(6/5)
※第3回目は時間帯が変わります。
定員 20名 受講料 4,500円
講師名 浦井 正明(東叡山寛永寺長臈)
場所 カトリック女子教育研究所1F
※第3回のみ東叡山寛永寺(上野)
講座紹介  このたび生涯学習センターでは、新しく「東京散歩シリーズ」講座をスタートいたしました。このシリーズでは、主に東京23区内にある公園、動物園、植物園、近世・近代の庭園、近代建築等由緒・歴史をたどり、それらの魅力を座学と現地見学会で紐解きます。日々変貌する東京にある「変わらぬオアシス・スポット」を発見いただけましたら幸いです。
 その第1回として「寛永寺・上野公園めぐり」を開講いたします。明治150年となる今年、日本で初めての都市公園としての成り立ちやエピソードを上野公園の前史でもある寛永寺までさかのぼり、その魅力にせまります。さらに、寛永寺の普段拝観できない場所等を見学いたします。講師は、寛永寺長臈 浦井正明大僧正です。
講義内容
第1回 5月8日(火) 「上野公園めぐりⅠ」
上野公園裏話
(一) 公園の出来るまで
(二) 三日も延びた開園式
(三) 政治的に利用された公園
第2回 5月22日(火) 「上野公園めぐりⅡ」
(一) 明治百五十年、彰義隊を考える
(二) 西郷銅像建設秘話
(三) 上野 ー 日本はじめて物語 ー
第3回 6月5日(火) 「寛永寺を訪ねて」
(一) 徳川慶喜謹慎の間
(二) 綱吉、吉宗、将軍霊廟を訪ねる