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講座一覧

2016年度 後期講座(2016年10月〜2017年3月)

※申し訳ありませんが『森鴎外の新たな顔』講座は、都合により開講中止となりました

2015年度はこちら

【文学講座】
禁忌の恋はどう語られたか―藤壺の物語を読む

日程 金曜日 14:30~16:00(10/7、11/11、12/16、1/13、1/27、2/10、2/24、3/10、3/17)
定員 20名 受講料 13,500円
講師名 大津 直子(國學院大學助教・聖心女子大学非常勤講師)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  「光源氏とたった五歳しか違わない継母藤壺の存在は、光源氏の人生を、あるいは『源氏物語』の正編全体を貫く軸として、重いと言えます。
しかしながら、戦前、谷崎潤一郎訳の『源氏物語』において藤壺の登場箇所が削除されたことが象徴するように、皇統乱脈を描く光源氏と藤壺との恋は時代の流れの中で忌避されることもありました。
 果たして物語は、どのように禁忌の恋を語っているのでしょうか 。「桐壺」巻の藤壺登場から、光源氏との逢瀬が語られる「若紫」巻へ―本講座では、一時も心の休まる折のない光源氏と藤壺との心の深奥に迫りながら、物語を読み進めてゆきます。
 なお、講座の中では昨年度同様に貴族たちの生活世界をイメージしていただけるように画像資料を用います。受講者の皆様が、桐壺の更衣や藤壺の過ごした宮中、光源氏の暮らした二条院を、心の中に思い描きながら原文を味わってくださるよう努めます。
講義内容
※第1回~11回は前期に終了いたしました
第12回 10月7(金) 光源氏、北山に出向く⑧
第13回 11月11日(金) 光源氏、北山に出向く⑨
第14回 12月16日(金) 光源氏の帰邸
第15回 1月13日(金) 葵の上との不和
第16回 1月27日(金) 光源氏、北山の人々に消息す
第17回 2月10日(金) 藤壺、宮中を退出――光源氏との逢瀬
第18回 2月24日(金) 光源氏と藤壺、それぞれの懊悩――藤壺懐妊
第19回 3月10日(金) 光源氏、若紫らと再会す
第20回 3月17日(金) 光源氏、若紫に執心する
※前期の続きとなりますが、解説を加えますので、途中からでも楽しく参加できます。

【文学講座】
「萬葉の歌と人ⅠⅠ―和歌史の黎明」

日程 水曜日 13:10~14:40(10/12、11/9、12/7、1/11)
定員 20名 受講料 6,000円
講師名 石田 千尋(山梨英和大学特任教授・聖心女子大学非常勤講師)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  『萬葉集』の歌々は、古代の人々の〈生〉がギュッと凝縮されたタイムカプセルです。
万葉和歌を鑑賞することは、およそ1300年もの時を超えて、ことばのカプセルから古代の人々の〈生〉を甦らせてゆくことともいえます。
 今回この講座では、『萬葉集』の原点であり、和歌史の黎明を告げる作品である7世紀中頃の歌々を、当時の時代状況をふまえつつ、ていねいに読み解いていきます。
一首一首の歌のことばに込められた古代の人々の息吹きを、どうぞ感じとってみてください。
講義内容
※第1回~3回は前期に終了いたしました
第4回 10月12日(水) 恋歌の源流
第5回 11月9日(水) 有馬皇子(ありまのみこ)の自傷歌
第6回 12月7日(水) 宮廷の花、額田王(ぬかたのおおきみ)Ⅰ
第7回 1月11日(水) 宮廷の花、額田王ⅠⅠ
※一回一回読み切りの形をとりますので、どこから参加してくださっても結構です。

【文学講座】
『伊勢物語』を読む

日程 金曜日 10:45~12:15(10/14、10/28、11/11、11/25、12/9、1/6、1/20、2/17、3/3、3/17)
定員 25名 受講料 15,000円
講師名 山口 佳紀(聖心女子大学名誉教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。在原業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。私たちは、その一つ一つの章段がよく読めているのでしょうか。その魅力を十分理解することができているのでしょうか。この講座では、各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の真意に迫ってみたいと思います。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、どこから参加してくださっても結構です。
講義内容
第1回 10月14日(金) 『伊勢物語』を読むために
〈第六九段(君や来し)・上〉
第2回 10月28日(金) 第六九段(君や来し)・下
第3回 11月11日(金) 第七〇段(みるめ刈るかた)
第4回 11月25日(金) 第七一段(神の斎垣も)
第5回 12月9日(金) 第七二段(大淀の松)
第6回 1月6日(金) 第七三段(月のうちの桂)・第七四段(かさなる山)
第7回 1月20日(金) 第七五段(ましてつれなく)
第8回 2月17日(金) 第七六段(神代のこと)
第9回 3月3日(金) 第七七段(盛大な法事)
第10回 3月17日(金) 第七八段(苔の蒔絵)

【文学講座】
芭蕉の句・蕪村の句

日程 月曜日 10:45~12:15(12/19、1/16、1/23)
定員 20名 受講料 4,500円
講師名 深沢 了子(聖心女子大学教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  風狂の旅に後半生を送った芭蕉。画俳二道に名を挙げた蕪村。ともに江戸時代を代表する俳人ですが、二人の作品にはどのような違いがあるのでしょう。今回は同じ季題の発句を比較し、芭蕉と蕪村がどのように作品を作っていたかを探ります。芭蕉も蕪村も季題の「本意」を大事にした俳人でした。「本意」とは、和歌や連歌において「**という主題はこう詠まねばならない」という約束事で、古典文学の伝統の中で培われた美意識のエッセンスです。講座では「本意」についても丁寧に検証し、芭蕉・蕪村それぞれの世界を味わいたいと思います。
講義内容
第1回 12月19日(月) 「虫」秋の句
第2回 1月16日(月) 「時雨」冬の句
第3回 1月23日(月) 「行春」春の句

【宗教講座】
キリスト教への招きII

日程 土曜日 14:00~15:30(10/15、11/26、12/3、1/14、2/18、3/18)
定員 20名 受講料 9,000円
講師名 宮越 俊光(カトリック中央協議会)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  2015年度に引き続き、聖書やキリスト教に関して誰もが抱く疑問について、さまざまな角度から考えていきます。
 2016年度は、現代人にとって理解しがたいことが聖書に書かれているのはなぜか、礼拝では何が行われているのか、キリスト教徒になるにはどのようなプロセスが必要か、ミサとはどのような儀式なのか、マリアは神なのか人間なのか、キリスト教はなぜ分裂してしまったのか、終末には恐ろしいことが起こるのか、などについて、カトリック教会の立場からできるだけ分かりやすくお話しします。
2015年度の講座を受講していない方も歓迎いたします!
講義内容
※第1回~4回は前期に終了いたしました
第5回 10月15日(土) ミサ-イエスの死と復活の記念
第6回 11月26日(土) 死の理解と死者儀礼
第7回 12月3日(土) マリアが果たした役割
第8回 1月14日(土) 諸教派に分かれたキリスト教
第9回 2月18日(土) ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の関係
第10回 3月18日(土) 救いの歴史の完成としての終末
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。

【教育講座】
ワークショップ お母さんが教える算数学習 ―新学年にむけて、算数の実力をもっと伸ばすには―

日程 木曜日 10:45~12:15(1/19、2/2、2/16、3/2、3/16)
定員 20名 受講料 7,500円
講師名 塚田 亮(渋谷区立臨川小学校元校長)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  小学校ではこの時期になると、算数学習もまとめに入り、総復習や新学年に向けた準備に力を入れるころです。後期の本講座では、新学年に向けた発展学習や中学進学に向け算数から数学へスムーズに移行できるような内容に重点を置いています。
 「お母さんやおじいちゃん、おばあちゃんが教える算数学習」を中心に構成しました。前期に引き続き「考える力」を伸ばす問題に挑戦して、やわらか頭をさらに柔らかくしましょう。
講義内容
第1回 1月19日(木)
「図形の概念」の素地を育てる
――3年生、4年生までの図形学習を振り返る――
 小さい頃からたくさん積み木遊びをしたり、折り紙を折ったりして遊んだ経験の豊富な子は、「円」や「三角形」などの言葉は知らなくても、図形の特徴を実感することができます。遊びの経験がスムーズに図形の学習に発展させていくことができます。
 小学校で初めて「三角形」や「四角形」などの図形の定義を学習しますが、なかなか身につかない実態があります。ここでは、図形の特徴を実感できる活動を取り入れて、図形の定義をきちんと理解させる方法を学習します。
第2回 2月2日(木)
数の関係に着目してきまりを見つける
――規則性を見つける目を育てる(5・6年生)――
 数の関係に着目してきまりを見つける学習活動は、「考える楽しさ」を体験させる絶好の機会です。ここでは数のさまざまな面白い性質を発見できます。また、子どもはどう考えるのかも見ていきます。数の並び方の規則性に着目して、自然数の和、三角数の和、奇数の道の数の和の求め方を見つけます。
第3回 2月16日(木)
「立方体の展開図」は何通り書ける?
――4年生までに育てておきたい空間の概念――
 立方体の展開図は何通り書けますか。頭で考えていても答えが見つかりません。子ども達は、2年生で箱を開いて組み立てなおす活動を思い出します。次に、6枚の正方形を並べてみて、箱になるものの図を書いて整理します。作業をして確かめているのです。このような作業や体験的な活動を通して、頭の中で箱が作れるようになります。ここでは、算数的な活動から念頭操作だけでできる過程までを体験するプログラムです。
第4回 3月2日(木)
文章題で思考力をつける
――数学の学習に繋げる文章題の解き方(6年生)――
 算数や数学の問題には、その問題を解くためのヒントや根拠が問題の中に入っています。また、何を尋ねているかがはっきりしています。ここでは、小学生の文章題を扱いながら、その解き方考えていく応用力を伸ばす体験型プログラムです。
第5回 3月16日(木)
算数で表現力を育てる
――「できる」から「考えを伝えられる」子に(全学年)――
 答えは出せるが、その考えの根拠や問題の解き方を友だちに伝えることが苦手な子がいます。ここでは、各学年の算数で表現力を育てる上での課題を知り、どのようにして「できる」から「考えを伝えられる」子にすることができるのかを考えます。国語の学習だけでなく、算数で理由や根拠、方法を説明できるようにするための体験型プログラムです。

【教養講座】
老後破産にならないための「〇箇条のススメ」-老後破産時代の今、幸せに生き抜く方法を考える-

日程 水曜日 10:45~12:15(2/8、2/15、2/22)
定員 20名 受講料 4,500円
講師名 中島 典子(税理士・社労士・ファイナンシャルプランナー)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  人生90年が当たり前の時代。定年を迎えてから約30年間、この長い老後を「どう生き抜くか?」私達は今まさにこの問題に直面しています。
 いわゆる「見えない不安」が、より一層大きな不安を呼びこんでいるという状況です。
 では、一体どうしたらよいのでしょうか?
 老後破産にならず、一人一人幸せな老後を送るには誰もがはずせないポイントがあります。
 「もう〇〇歳だから」、と諦めていませんか?
 はじめるに、「遅い」はありません。今私達が「できることは何か?」「まず何をすべきなのか?」
 この機会に是非ご一緒に考えてまいりましょう。
講義内容
第1回 2月8日(水)
「老後破産」の現状を探る
 「老後破産」とは何か? まず、「老後破産」の現状と実態を探ります。
 どこに原因があるのか、その課題は何かをご一緒に考えてまいります。
第2回 2月15日(水)
「幸せ老後」とは何か?
 老後破産の心配などない「幸せ老後」とは、一体どのようなものでしょうか?
 そのために必要なことは何でしょうか?
 幸せな老後を過ごすために欠かせない「リスクと備え」について考えてまいります。
第3回 2月22日(水)
老後破産にならないための「〇箇条」のススメ
 どうしたら「老後破産」を防げるのでしょうか?
 必要な対策は、誰でもまったく同じと言う訳ではありません。しかし、「これだけは欠かせない」というポイントがあります。
 ご自分のための対策を、ご一緒に見つけてまいりましょう。

【文化講座】
法隆寺の宝物を鑑賞する

日程 火曜日 14:30~16:00(10/11、10/18、10/25、11/22、11/29)
ただし11/29のみ法隆寺宝物館(東京国立博物館)にて14:00~15:30の講義となります
定員 20名 受講料 7,500円(法隆寺宝物館観覧料を含む)
講師名 加島 勝(大正大学教授)
場所 カトリック女子教育研究所、法隆寺宝物館(11/29のみ)
講座紹介  仏教が韓半島の百済から伝えられた6世紀頃半ば以降、わが国古代の工芸は仏教を中心に発展しました。このような仏教に関わる工芸のことを仏教工芸と称しています。奈良斑鳩(いかるが)の法隆寺には多種多様な仏教工芸品が伝えられ現存しており、わが国古代(飛鳥時代~平安時代)仏教工芸品の宝庫といっても過言ではありません。その一部は明治11年(1878)に法隆寺から皇室に献納され、第二次世界大戦後の昭和24年(1949)に国有品となって、現在、法隆寺献納宝物として東京国立博物館の法隆寺宝物館に収蔵展示されています。
 この講座ではこうした法隆寺に伝えられた仏教工芸品を通して、古代仏教工芸史の一端をわかりやすく解説し、最終回には法隆寺宝物館でのギャラリートークにより、さらに作品への具体的な理解を深めたいと思います。
 この講座を通して寺院や博物館・美術館で作品を鑑賞することの楽しさを知ってほしいと思っています。
講義内容
第1回 10月11日(火) 法隆寺の歴史と法隆寺献納宝物
第2回 10月18日(火) 玉虫厨子と伝橘夫人念持仏厨子
第3回 10月25日(火) 灌頂幡
第4回 11月22日(火) 竜首水瓶
第5回 11月29日(火) 東京国立博物館 法隆寺宝物館にて鑑賞
(加島先生のギャラリートークによる鑑賞)

【文化講座】
春日大社の宝物 ―特別展「春日大社 千年の至宝」開催にあわせて―

日程 1月26日(木)10:45~12:15
定員 20名 受講料 1,500円
講師名 池田 宏(東京国立博物館 名誉会員)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  奈良の春日大社では、現在第60次式年造替が進められており、11月6日に本殿遷座祭がおこなわれます。式年造替は、国宝の本殿などを20年に一度、造替えや修繕をおこなう儀式です。これを機に来年1月17日から3月12日まで東京国立博物館で特別展「春日大社 千年の至宝」が開催されます。この特別展にあわせて、奈良時代に創建され、皇室、公家、武家、庶民にまで広く尊崇された春日大社の歴史や展覧会に出品される宝物について紹介いたします。とくに平安時代に皇族や藤原氏によって納められた箏、鏡台、太刀などの神宝類、鎌倉から南北朝時代に奉納された刀剣・甲冑の名品ついて説明をいたします。

2016年度 前期講座(2016年4月〜9月)

【文学講座】
『伊勢物語』を読む

日程 金曜日 10:45~12:15(4/15、5/6、5/20、6/3、6/17、7/1、7/15、7/29、9/9、9/23)
定員 25名 受講料 15,000円
講師名 山口 佳紀(聖心女子大学 名誉教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。在原業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。私たちは、その一つ一つの章段がよく読めているのでしょうか。その魅力を十分理解することができているのでしょうか。この講座では、各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の真意に迫ってみたいと思います。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、どこから参加してくださっても結構です。
講義内容
第1回 4月15日(金) 『伊勢物語』を読むために
〈第六〇段(昔の人)〉
第2回 5月6日(金) 第六一段(染め河)
第3回 5月20日(金) 第六二段(こけるから)
第4回 6月3日(金) 第六三段(つくも髪)
第5回 6月17日(金) 第六四段(玉すだれ)
第6回 7月1日(金) 第六五段(恋せじの禊ぎ)〈上〉
第7回 7月15日(金) 第六五段(恋せじの禊ぎ)〈下〉
第8回 7月29日(金) 第六六段(うみわたる舟)
第9回 9月9日(金) 第六七段(花の林)
第10回 9月23日(金) 第六八段(住吉の浜)

【文学講座】
「萬葉の歌と人ⅠⅠ―和歌史の黎明」

日程 水曜日 14:00~15:30(5/18、6/8、7/13、9/14、10/12、11/9、12/7)
定員 20名 受講料 10,500円
講師名 石田 千尋(山梨英和大学特任教授・聖心女子大学非常勤講師)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  『萬葉集』の歌々は、古代の人々の〈生〉がギュッと凝縮されたタイムカプセルです。
万葉和歌を鑑賞することは、およそ1300年もの時を超えて、ことばのカプセルから古代の人々の〈生〉を甦らせてゆくことともいえます。
 今回この講座では、『萬葉集』の原点であり、和歌史の黎明を告げる作品である7世紀中頃の歌々を、当時の時代状況をふまえつつ、ていねいに読み解いていきます。
一首一首の歌のことばに込められた古代の人々の息吹きを、どうぞ感じとってみてください。
講義内容
第1回 5月18日(水) 雄略(ゆうりゃく)天皇の御製歌
第2回 6月8日(水) 舒明(じょめい)天皇の国見歌
第3回 7月13日(水) 中皇命(なかつすめらみこと)の祈りの歌々
第4回 9月14日(水) 恋歌の源流
第6回 10月12日(水) 有馬皇子(ありまのみこ)の自傷歌
第7回 11月9日(水) 宮廷の花、額田王(ぬかたのおおきみ)Ⅰ
第9回 12月7日(水) 宮廷の花、額田王Ⅱ

【文学講座】
蕪村の世界ー生誕300年 いま、改めて蕪村に迫る

日程 火曜日 10:45~12:15(6/28、7/12、7/19)
定員 20名 受講料 4,500円
講師名 深沢 了子(聖心女子大学教授)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  江戸時代を代表する画家であり、俳人であった蕪村。今年はその生誕三百年にあたります。この機会に、蕪村の俳諧をじっくり味わいましょう。
 蕪村が活躍したのは、芭蕉が亡くなってから、そろそろ百年が過ぎようというころでした。当時の俳壇では、あまり技巧を用いない素直な句風が好まれましたが、蕪村は詩情を重視しつつもひとひねりある作品を目指しました。日本や中国の有名な古典を典拠に、物語性に富んだ美しい作品をたくさん残しています。また、発句に略画を描いた蕪村の俳画は、句と絵の取り合わせが絶妙で、みていて楽しくなるものばかり。講座では蕪村の俳画を中心に、異色の俳詩「春風馬堤曲」など俳詩の趣向も読み解いてみたいと思います。
講義内容
第1回 6月28日(火) 蕪村の俳画1
第2回 7月12日(火) 蕪村の俳画2
第3回 7月19日(火) 蕪村の俳詩

【文学講座】
禁忌の恋はどう語られたか―藤壺の物語を読む

日程 金曜日 14:30~16:00
(前期:4/8、5/6、5/13、5/27、6/10、6/24、7/1、7/15、7/22、9/9、9/23)
(後期:10/7、11/11、12/16、1/13、1/27、2/10、2/24、3/10、3/17)
定員 20名 受講料 30,000円(前期16,500円、後期13,500円)
※前期のみ、後期のみのお申込みも可能です。
講師名 大津 直子(國學院大學助教・聖心女子大学非常勤講師)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  「光源氏とたった五歳しか違わない継母藤壺の存在は、光源氏の人生を、あるいは『源氏物語』の正編全体を貫く軸として、重いと言えます。
しかしながら、戦前、谷崎潤一郎訳の『源氏物語』において藤壺の登場箇所が削除されたことが象徴するように、皇統乱脈を描く光源氏と藤壺との恋は時代の流れの中で忌避されることもありました。
 果たして物語は、どのように禁忌の恋を語っているのでしょうか 。「桐壺」巻の藤壺登場から、光源氏との逢瀬が語られる「若紫」巻へ―本講座では、一時も心の休まる折のない光源氏と藤壺との心の深奥に迫りながら、物語を読み進めてゆきます。
 なお、講座の中では昨年度同様に貴族たちの生活世界をイメージしていただけるように画像資料を用います。受講者の皆様が、桐壺の更衣や藤壺の過ごした宮中、光源氏の暮らした二条院を、心の中に思い描きながら原文を味わってくださるよう努めます。
講義内容
第1回 4月8日(金) 光源氏と藤壺との出逢い①
第2回 5月6日(金) 光源氏と藤壺との出逢い②
第3回 5月13日(金) 光源氏の元服と結婚
第4回 5月27日(金) 御簾越しの恋――光源氏、なおも藤壺を慕う(「桐壺」巻末)
第5回 6月10日(金) 光源氏、北山に出向く①(「若紫」巻頭)
第6回 6月24日(金) 光源氏、北山に出向く②
第7回 7月1日(金) 光源氏、北山に出向く③
第8回 7月15日(金) 光源氏、北山に出向く④
第9回 7月22日(金) 光源氏、北山に出向く⑤
第10回 9月9日(金) 光源氏、北山に出向く⑥
第11回 9月23日(金) 光源氏、北山に出向く⑦
第12回 10月7(金) 光源氏、北山に出向く⑧
第13回 11月11日(金) 光源氏、北山に出向く⑨ 
第14回 12月16日(金) 光源氏の帰邸 
第15回 1月13日(金) 葵の上との不和
第16回 1月27日(金) 光源氏、北山の人々に消息す
第17回 2月10日(金) 藤壺、宮中を退出――光源氏との逢瀬
第18回 2月24日(金) 光源氏と藤壺、それぞれの懊悩――藤壺懐妊
第19回 3月10日(金) 光源氏、若紫らと再会す
第20回 3月17日(金) 光源氏、若紫に執心する

【教育講座】
ワークショップ 算数で頭の体操 ―算数をもっと楽しく―

日程 木曜日 10:45~12:15(5/19、6/2、6/16、6/30、7/14、7/28、9/8、9/15)
定員 20名 受講料 12,000円
講師名 塚田 亮(元渋谷区立臨川小学校校長)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  小学校低学年のころまでは「算数が好き、どちらかというと好き」と答える子が多いのですが、高学年になるにしたがってつまづきだす子が次第に多くなってくる傾向が見られます。 今回、そんな子どもたちを算数好きにし、「考える力」を伸ばす算数の体験型のプログラムを作りました。
 ワークショップでは、実際に問題を解きながら、小学生の考え方と自分の考えと比べたり、間違えやすい問題でなぜこんな間違えをするのか原因を探ったりします。
 また、日本の子どもたちが弱いといわれている、「自分の考えを人に伝える力」や「考える力(応用力)」をつける方法も、一緒に探っていきましょう。
講義内容  
第1回 5月19日(木)
「かけざん九九のひみつをさぐる?」
 2年生の算数といえば、やっぱり「かけざん」。「かけざん」の授業というと九九の表を丸暗記したという方もいるでしょう。ただひたすら九九を丸暗記させても九九の意味を理解させることはできません。算数嫌いの子を増やすだけです。意味を理解できるような学習方法は他の算数の学習内容にも役立ちます。
第2回 6月2日(木)
実物やビジュアルで学習する「量と単位」?
 「いつも飲んでいるジュースのペットボトルは何mlか」「算数の教科書の縦や横の長さはおよそ何cmか」分からない、こんな子はいませんか。学習したことが生活の中で活かされていないとなかなか「量感覚」は身につきません。子どもが生活の中で実感しながら学ぶ「量感覚」習得法を皆で考えます。
第3回 6月16日 (木)
子どもの「数感覚」を育てる方法?
 今回のテーマは筆算のアルゴリズム。たし算とひき算の完成は筆算です。これがしっかり身についていないと、かけ算、特にわり算でつまづきがはっきりでてきます。たし算とひき算、かけ算、わり算の筆算のアルゴリズムで子どもの「数感覚」を育てる方法を体験してください。
第4回 6月30日(木)
0.8倍って大きい?小さい?
 小学生が苦手意識を持ちやすい内容が、小数であり分数です。ましてやかける数が1より小さい小数となるとさらに分かりにくくなるのです。これは子どもの日常を超えるような数の概念の登場だからです。このときこそ今までの学習の積み重ねが重要です。かけ算の意味を理解して小数・分数に広げていく過程を体験します。
第5回 7月14日(木)
公式は覚えるもの?作り出すもの?
 公式を覚えてひたすら問題を解く算数や数学をしてこられた経験がありませんか。問題を解くことが好きだという人はいいでしょうが、これでは算数・数学嫌いが多くなる訳です。ここでは皆さんが研究者になって、自分の考えで公式を作り出します。
第6回 7月28日(木)
「この問題、何算でするの?」を言わせない?
 「これ合っていますか?」「この問題、何算でするの?」授業中よく聞く声です。何でこんな質問が出るのか、その原因を考えてみませんか。子どもにはそれなりの訳があります。どの子にも分かりやすくする方法を考えながら、文章題の苦手意識をなくす手立てを探ります。
第7回 9月8日(木)
考える楽しさをどのように体験させる?
 ここでは、算数の得意な子どもをさらによく考える子にする方法を考えます。問題を解きながら、子どもはどのように考えるのかを見ていきます。また、子どもが自分の考えを分かりやすく人に伝える力をつける方法も体験します。
第8回 9月15日(木)
算数でやわらか頭を育てる?
 いろいろな考えで問題を解く面白さを体験しながら、今までの学習のまとめをします。自力で複数の解き方を見つけます。そこから共通した考えも見えてきます。問題解決への「考える力」を身につけるトレーニングになります。

【宗教講座】
キリスト教への招きII

日程 土曜日 14:00~15:30(5/14、6/11、7/9、9/3、10/15、11/26、12/3、1/14、2/18、3/18)
定員 20名 受講料 15,000円
講師名 宮越 俊光(カトリック中央協議会)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  2015年度に引き続き、聖書やキリスト教に関して誰もが抱く疑問について、さまざまな角度から考えていきます。
 2016年度は、現代人にとって理解しがたいことが聖書に書かれているのはなぜか、礼拝では何が行われているのか、キリスト教徒になるにはどのようなプロセスが必要か、ミサとはどのような儀式なのか、マリアは神なのか人間なのか、キリスト教はなぜ分裂してしまったのか、終末には恐ろしいことが起こるのか、などについて、カトリック教会の立場からできるだけ分かりやすくお話しします。
2015年度の講座を受講していない方も歓迎いたします!
講義内容
第1回 5月14日(土) 聖書における世界と人間の創造
第2回 6月11日(土) イエスの力あるわざ
第3回 7月9日(土) キリスト教の礼拝-賛美と感謝の集い
第4回 9月3日(土) 洗礼-キリスト教のイニシエーション
第5回 10月15日(土) ミサ-イエスの死と復活の記念
第6回 11月26日(土) 死の理解と死者儀礼
第7回 12月3日(土) マリアが果たした役割
第8回 1月14日(土) 諸教派に分かれたキリスト教
第9回 2月18日(土) ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の関係
第10回 3月18日(土) 救いの歴史の完成としての終末
※1回ごとにテーマが変わりますので、途中からの参加も可能です。

【文化講座】
茶の湯にふれる第5弾 初めてのお茶会

※ご好評につき定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。

日程 6月4日(土)①12:00~ ②13:00~ ③14:00~
※各回ともおよそ1時間弱のお茶会です。ご希望の回をお選びください
定員 30名(各席10名) 受講料 1,500円
講師名 植木 宗麗
場所 聖心女子大学 旧久邇宮邸御常御殿(パレス)
講座紹介  “茶の湯にふれる”シリーズ第5弾として、今回は10人ずつのグループに分かれ、お茶会に参加します。もてなす側の亭主も、もてなしを受ける側のお客も初めてのお茶会というピカピカの一年生です。
聖心女子大学構内にあり、通称パレスと呼ばれている旧久邇宮邸のお茶室で一碗を皆で囲みます。千利休の茶の湯の心“和敬靜寂”にきっとふれられることでしょう。
尚、当講座に関しては、お茶会の経験などは一切問いません。
未経験の方、特に歓迎致します。

第一席 12:00~
第二席 13:00~
第三席 14:00~
※お申込みの際、ご希望の時間帯を第三希望までお書きください。

【文化講座】
黄金のアフガニスタン展―守り抜かれたシルクロードの秘宝

日程 5月11日(水) 10:30~(講義後は自由鑑賞)
定員 30名 受講料 2,000円(鑑賞券代を含む)
講師名 井上 洋一(東京国立博物館 学芸企画部長)
場所 東京国立博物館
講座紹介  古くから「文明の十字路」と謳われてきたアフガニスタン。ここにはさまざまな地域から人々が集まり、多彩な文化が花開きました。この講座では、紀元前2100年頃から紀元後2世紀頃までに古代のアフガニスタンで栄えた文化を、テペ・フロール、アイ・ハヌム、ティリヤ・テペ、ベグラムという4つの遺跡から出土した名宝によって辿る展覧会をご紹介します。なかでもアフガニスタン北部のティリヤ・テペから出土した煌びやかな黄金製品の数々は日本初公開です。その輝きは必ずや皆様を魅了することでしょう。これらの名宝は戦禍の中、勇敢な博物館員によって守られたものです。この男たちの物語とともに展覧会の見所、そして文化財保護の重要性についてもお話したいと思います。

【教養講座】
相続の基礎知識~かしこく円満な相続のために

日程 第1回 7月20日(水)14:00〜15:30
第2回 7月27日(水)14:00〜15:30
定員 20名 受講料 3,000円
講師名 第1回講師:服部 慶子(行政書士・終活カウンセラー)
第2回講師:金子 和弘(弁護士)
場所 カトリック女子教育研究所1F
講座紹介  やらなければいけないと思いつつも、「いつかやろう」、「そのうち…」と言ってついつい先延ばしにしてしまうのが、相続の問題ではないでしょうか?
 最近では、「争族」という言葉が普通に使われるほど、円満にまとまらない相続も増えています。また、あらかじめ相続対策をしておけば、よりかしこく相続できる場合も少なくありません。
 そこで、この講座では、いざというときに慌てることなく、かしこく円満な相続にするために、相続に関する基礎知識と実際にもめてしまった場合の具体例や手続き等を分かりやすく学びます。
まずは、第1回目には、相続に関する法律や制度に関する基礎知識について、学びます。そして、第2回目では、それらの知識をもとに、具体例などを挙げながら、実際に相続が生じたときの手続きや話し合いがまとまらず「争族」になってしまった場合どうしたらいいのか、さらに「争族」にならないために事前にしておくべき対策などについて学びます。なるべく難しい専門用語も分かりやすく解説いたしますので、安心して円満な相続をむかえるための、初めの一歩として最適です。